ファクタリング会社は「最短30分」「24時間365日」と横並びで書いています。ところが公式サイトの受付時間まで見ていくと、話が変わります。当サイトはレビュー記事を書いた205社の公式サイトを1社ずつ開き直しました。受付時間か営業日の記載を確認できたのは140社で、そのうち土日祝に審査そのものが動くのは10社。さらに土日のうちに入金まで終わると書いているのは5社でした。「365日振込」と書いてある会社でも、注記に「営業時間内に審査が開始された申請が対象」と書かれていることがあります。このページでは、手数料・入金スピード・買取下限に加えて土日祝に審査が動くかを並べ、目的別にどこを見ればいいかをまとめています。ページ後半には当サイトが1社ずつ調べた198本のレビュー記事の一覧を置いています。
このページは日本資金支援センター株式会社が運営しています。自社サービスも比較対象に入れていますが、条件は他社と同じく公式サイトの記載にもとづいて書いています。
- 土日に審査が動くファクタリング会社は205社中10社
- 目的別のファクタリング会社の選び方とおすすめ
- 主要16社の料金と条件を1社ずつ比較
- 即日入金でファクタリングを使うための条件
- Googleのクチコミで見たファクタリング会社の評価
- ファクタリングの手数料相場と下限表示の読み方
- ファクタリングのデメリットと使う前の注意点
- 2社間と3社間のファクタリングの違い
- ファクタリングの審査で見られるものと必要書類
- 契約書で必ず見る3か所
- 申し込みから入金までの流れ
- 融資やビジネスローンとの使い分け
- 危ないファクタリング会社の見分け方
- 業種別と特徴別のファクタリング会社
- よくある質問
- 掲載中のファクタリング会社一覧
土日に審査が動くファクタリング会社は205社中10社
資金が足りないと気づくのは、たいてい支払日の直前です。金曜の夕方に取引先からの入金が遅れると分かった、土曜に車両が故障した、日曜に材料の追加発注が決まった。こういうときに「最短30分」と書いてある会社へ申し込んでも、動き出すのが月曜なら意味がありません。

ファクタリングの入金は、大きく2つの工程に分かれます。ひとつは請求書と取引の中身を見て買い取れるか決める審査、もうひとつは決まった金額を送る振込です。銀行の振込は仕組みとして24時間動いていますが、審査は人が判断する工程なので、その会社の営業時間に縛られます。
実際、大手の公式サイトにはこう書かれています。ペイトナーは「土日祝含む365日お振込み可能」と大きく掲げたうえで、同じページに「営業時間内に審査が開始された利用申請が対象になります」「営業時間外の申請は、翌営業日の入金となります」と注記しています。ラボルも「24時間365日振込を実現」の下に「審査の実施は24時間365日行っているものではございません」と書いています。どちらも隠してはいませんが、大きい文字と小さい文字で扱いが違います。

レビュー記事を書いた205社の公式サイトを1社ずつ開き直しました(2026年9月3日)。受付時間か営業日の記載を確認できたのは140社。その内訳は、土日祝も審査対応と明記していたのが10社、平日のみと明記が30社、申込は24時間受付と書きながら審査の時間は書いていないのが49社、時刻は載せているが土日の記載がないのが51社でした。
残る65社は、受付時間の記載が公式サイトに無い52社と、公式サイトが開けない13社です。受付時間を明記していた140社に絞っても、土日祝に審査が動くのは10社。つまり土日に動かしたい人にとっては、名前の知られた会社から順に選ぶやり方は噛み合いません。
土日に動く10社と、比較されやすい7社
「審査対応と明記」の定義
公式サイトに(1)土日祝を含む受付時間か営業日の記載があり、(2)その時間が問い合わせ受付ではなく審査または査定を指していると読める場合を指します。振込のみ365日と書いている会社は含めていません。
土日のうちに入金まで終わると公式に書いている会社を上に、審査の受付だけを載せている会社を中ほどに、審査が平日のみか営業時間内に限られる会社を下に並べています。手数料・買取の下限・入金までの最短も同じ日に各社の公式サイトで確認しました。会社名をタップすると、その会社を1社ずつ調べたレビュー記事に移動します。
| 会社 | 手数料 | 買取の下限 | 手数料以外の費用 | 入金までの最短 | 土日の審査と入金(公式サイトの表現) |
|---|---|---|---|---|---|
| ① 土日のうちに入金まで終わると書いている 5社 | |||||
| 日本資金支援センター公式サイト | 2%〜 | 30万円 | 事務手数料・相談料・審査料・キャンセル料なし | 最短即日 平均約4時間 | 審査の受付は土日祝も9:00〜18:00。入金まで対応 |
| ワンバンク公式サイト | 10〜14% | 記載なし | 記載なし | 最短30分 | 「土日祝も入金・24時間審査対応」「土日祝も最短30分入金」 |
| JBL公式サイト | 2%〜 | 記載なし | 記載なし | 最短2時間 | 「土・日・祝日の契約とお振込にも対応」受付は平日と同じ9時〜19時 |
| みんなのファクタリング公式サイト | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 最短60分 | 「土日祝でも最短60分でお振込」「土日営業をしている」 |
| トラストライン公式サイト | 10%〜 | 3万円 | 記載なし | 最短30分 | 「365日ほぼ24時間対応」「AI査定は自動運転のため、深夜・休日でも進行可能」 |
| ② 土日も審査は動くが、入金までの記載がない 5社 | |||||
| ファクトバンク公式サイト | 2.5〜10% | 記載なし | 記載なし | 最短即日 | 「年中無休、24時間対応で営業」「査定結果は次の日に持ち越さない」 |
| えんナビ公式サイト | 5%〜 | 50万円 | 記載なし | 最短1日 | 「24時間365日、土日祝日も、スタッフが対応させていただきます」 |
| JTC公式サイト | 1.2〜10% | 100万円 | 記載なし | 最短1日 | 「受付時間 平日9:00〜18:00 土・日・祝対応可能」 |
| シンキコーポレーション公式サイト | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 「受付9:00〜19:00(土日祝日も対応可)」 |
| グローライズ公式サイト | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 最短即日 | 「受付時間 9:00〜19:00(年中無休)」 |
| ③ 審査は平日のみ、または営業時間内に限られる 7社 | |||||
| ペイトナー公式サイト | 一律10% | 1万円 | 振込手数料330円 | 最短即日 | 「土日祝含む365日お振込み可能」※営業時間内に審査が開始された申請が対象。営業時間外の申請は翌営業日 |
| ラボル公式サイト | 一律10% | 1万円 | なし(公式に明記) | 最短30分 | 「24時間365日振込を実現」※審査の実施は24時間365日行っているものではございません |
| ビートレーディング公式サイト | 2社間 平均9.4% 3社間 平均6.4% | 1万円 | 記載なし | 最短2時間 審査は最短30分 | 受付は平日9時30分〜18時 |
| OLTA公式サイト | 2〜9% | 下限なし | 記載なし | 最短即日 | 受付は平日10時〜18時(土日祝を除く) |
| ベストファクター公式サイト | 2%〜 | 30万円 | 記載なし | 最短即日 | 相談受付は24時間 |
| QuQuMo公式サイト | 1〜14.8% | 2万円 | 記載なし | 最短2時間 | 平日中心 |
| Bion公式サイト | 一律10% | 5万円 | 振込手数料500円 | 最短60分 | 申込は24時間・営業は土日祝を除く |
2026年9月3日に各社の公式サイトで確認しました。トラストラインの3万円は初回で、初回の買取は300万円までです。えんナビは別のページに「最低30万円からの少額案件からもご利用いただけます」という記載もあります。ビートレーディングの平均手数料は法人のみ・2025年9月時点の公表値です。シンキコーポレーションは手数料・買取の下限・入金までの時間をいずれも公表していません。みんなのファクタリングは会員登録前の画面に料率と買取金額の記載がありません。手数料以外に何がかかるかを公式サイトに明記しているのは17社のうち4社でした。うちラボルは「かからない」と明記、日本資金支援センターは事務手数料・相談料・審査料・キャンセル料なしと明記、ペイトナーとBionは振込手数料の額(330円・500円)を明記しています。少額の請求書では330円や500円も料率に換算すると無視できないので、書いていない会社には見積もりのときに必ず聞いてください。表内の「記載なし」は、2026年9月3日時点の公式サイトにその項目の記載が見つからなかったという意味です。条件は改定されることがあるため、申し込む前に最新の記載をご確認ください。
審査が土日に動く10社のうち、土日のうちに入金まで終わると公式に書いているのは5社です。えんナビは「24時間365日、土日祝日もスタッフが対応」と明記していますが入金は最短1日、JTCも最短1日です。ファクトバンクは最短即日と書いていますが、土日の入金時刻については記載がありません。シンキコーポレーションとグローライズは受付時間だけを載せていて、入金までの時間を公表していません。土曜に現金が要るなら、審査が動くかどうかの手前で、入金まで終わるかを分けて見る必要があります。
「最短◯分」は振込までの速さ、「受付時間」は審査が動く時間帯。土日に現金が要るなら、後者が書いてある会社から選びます。書いていない会社には、申し込む前に電話かメールで聞きます。
目的別のファクタリング会社の選び方とおすすめ
ファクタリング会社は得意な領域がはっきり分かれています。少額の請求書を1万円から扱う会社もあれば、下限が50万円の会社もあります。診療報酬しか買い取らない会社もあります。自分の状況に当てはまるところだけ読んでください。
初めて使うとき
最初の1回は、手数料の上限まで公表している会社を選ぶと見通しが立ちます。OLTAは2〜9%と上限まで公表しており、買取金額に上限も下限も設けていません。ビートレーディングは累計取引社数9.1万社・累積買取額1,824億円(2026年3月時点)を公表しており、2社間の平均手数料9.4%、3社間の平均6.4%という平均値まで出しています。下限だけを大きく書く会社が多いなかで、平均や上限を出している会社は見積もりの予想がつけやすくなります。
ただしどちらも受付は平日です。OLTAは10時から18時、ビートレーディングは9時30分から18時と公式に書かれています。
初回で候補に入れやすいのは、金額が読める会社です。日本資金支援センターは1件30万円から500万円までで、実際の利用は50万円以下が40%、50万〜100万円が28%。100万円前後の請求書を動かす前提で作られています。大口を回すなら他社のほうが向きます。
土曜と日曜に現金が要るとき
この場合の候補は10社ですが、土日のうちに入金まで終わると書いているのは5社です。
ワンバンクは「土日祝も入金・24時間審査対応」「土日祝も最短30分入金」と正面に掲げていて、手数料は10〜14%と幅まで出しています。みんなのファクタリングは「土日祝でも最短60分でお振込」を掲げていますが、料率と買取金額は会員登録前の画面に書かれていません。トラストラインは「AI査定は自動運転のため、深夜・休日でも進行可能」と書いており、手数料10%〜、初回は3万円から300万円までです。
JBLはヘッダーに「受付時間 平日9:00〜19:00」と出していますが、公式のよくある質問に「土・日・祝日のうちに入金してもらうためには特別な条件がありますか」という項目があり、「通常のご契約と条件は同じです。なお、受付時間は平日と同じ9時から19時まで」と答えています。土日も同じ時間で動きます。ヘッダーの表記だけを見て外すと取りこぼします。
残りの5社は、審査は動きますが入金までは別です。ファクトバンクは「土日祝営業」を会社紹介の文言に入れていて手数料2.5〜10%を公表していますが、土日の入金時刻の記載はありません。えんナビは24時間365日、土日祝もスタッフが対応すると明記していますが、買取は50万円からで入金は最短1日です。JTCも最短1日、シンキコーポレーションとグローライズは入金までの時間を公表していません。
個人事業主やフリーランスで金額が小さいとき
数万円から十数万円の請求書は、下限の設定で弾かれることがあります。ラボルとペイトナーはどちらも1万円から、手数料は一律10%です。金額に関係なく10%なので、少額なら他社の「◯%〜」より安く収まることがあります。金額が大きくなるほど割高です。Bionは5万円から、こちらも一律10%です。
一律10%が重くなるのは、数十万円の請求書を月に何度も回すときです。日本資金支援センターは2%〜で上限を公表していませんが、買取の7割近くが100万円以下という内訳を出しています。少額を前提にした料率かどうかは、見積りを取れば一律10%と並べて比べられます。
より詳しい比較は個人事業主におすすめのファクタリング会社22選にまとめています。
診療報酬や介護報酬のとき
医療機関・調剤薬局・介護事業者の報酬債権は、支払元が国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金なので回収リスクがほとんどありません。そのぶん手数料が月0.25%〜1%台と桁違いに低くなります。三菱UFJファクターは診療報酬一律0.8%、アクリーティブのFPSメディカルは月0.25%〜とされています。ただし入金までは2週間程度かかり、継続契約が前提のことが多いため、急ぎの資金には向きません。当サイトでは28本を医療・介護の記事として扱っています。
金額が大きく費用を抑えたいとき
数千万円以上を低い手数料で調達したい場合、銀行系やリース系が候補になります。みずほファクター、三菱HCキャピタル、JA三井リース、NTT・TCリースなどです。手数料は個別見積もりで公表されておらず、初回は1〜2週間かかります。決算書の提出や与信審査があるため、赤字決算や設立間もない会社は通りにくくなります。
主要16社の料金と条件を1社ずつ比較
比較サイトによく登場する会社と、土日に動く会社をまとめました。数字は各社の公式サイトで確認したもので、手数料は売掛先の信用力と金額で変わるため、下限がそのまま適用されるわけではありません。画像をクリックすると各社のレビュー記事に移動します。
日本資金支援センター

| 手数料 | 2%〜 見積り時に確定金額を提示 上限は公式に記載なし |
| 入金までの最短 | 最短即日 公表されている平均は約4時間 |
| 買取金額 | 30万円〜500万円 利用の中心は50万〜100万円 |
| 受付時間 | 審査の受付は土日祝も9時〜18時 Web申込は24時間 |
取引先に連絡は行きません。売掛先の同意を取らない2社間だけを扱っているからです。金曜の夕方に足りないと分かっても、結果は月曜を待たずに出ます。審査で見るのは、支払う側が期日に払えるかどうかと請求書の中身。自分の会社が赤字でも、よそから借りていても、そこが判断の中心にはなりません。設立年数も事業歴も問いません。去年始めた会社でも、個人事業主でも申し込めます。
手数料のほかに何がいくらかかるかは、会社によってばらつきます。事務手数料も相談料も審査料も取らず、見積りのあとで断ってもキャンセル料はかかりません。見積りで出した額以外は後から請求しない、とも書いています。
実際の利用は50万円以下が40%、50万〜100万円が28%。7割近くが100万円以下です。数百万円の請求書を回すというより、月末に足りない分を埋める使われ方をしています。3社間はやっていないので、取引先の同意を取って手数料を下げる形は選べません。
出す書類は3点。請求書、入出金がわかる通帳か取引履歴、本人確認書類(法人は登記簿謄本など)です。契約まで全部オンラインで、来店も郵送もありません。公表されている平均4時間は、書類が揃って審査が終わったあとの数字です。通帳を探すところから始めると、その日のうちには終わりません。
ワンバンク

| 手数料 | 10〜14% |
| 入金までの最短 | 最短30分 |
| 買取金額 | 公式サイトに記載なし |
| 土日祝 | 「土日祝も入金・24時間審査対応」「土日祝も最短30分入金」 |
トップの見出しの真下に「土日祝も入金・24時間審査対応」と書いています。土日に審査だけでなく入金まで動くと明記している数少ない会社です。
手数料は10〜14%。上限まで出しています。下限だけを大きく書く会社が多いので、見積もりの予想がつけやすくなります。ただし下限が10%なので、少額でなければ他社の「◯%〜」のほうが安く収まることもあります。他社サービスとの併用もできると書いています。
買取金額の下限と上限は公式サイトに書かれていません。金額の見通しを先に立てたい場合は、申し込む前に聞いてください。
トラストライン

| 手数料 | 10%〜 |
| 入金までの最短 | 振込まで最短30分 AI審査は最短5分 |
| 買取金額 | 初回は3万円〜300万円 |
| 土日祝 | 「365日ほぼ24時間対応」「AI査定は自動運転のため、深夜・休日でも進行可能」 |
申込から入金までLINEで完結する会社です。よくある質問に「土日祝や夜間でも対応してもらえますか」という項目があり、「原則の営業時間はありますが、365日ほぼ24時間対応しています。AI査定は自動運転のため、深夜・休日でも進行可能」と答えています。人が動く工程と自動で動く工程を分けて書いているのがこの会社の説明の仕方です。
初回は3万円から300万円までで、下限が3万円と低い一方、手数料は10%〜と高めです。少額を急いで動かす用途に寄せた料率です。金額が大きいと不利です。
担当者による契約確認は「可能な限り即応」という書き方で、時間の確約ではありません。土日に確実に着金させたいなら、申し込むときに希望を伝えます。
ビートレーディング

| 手数料 | 2社間の平均9.4% 3社間の平均6.4%(公式表記は「2者間」「3者間」。法人のみ・2025年9月時点) |
| 入金までの最短 | 相談から入金まで最短2時間 審査は最短30分 |
| 買取金額 | 1万円〜7億円の買取実績 買取金額に上限なし |
| 受付時間 | 平日9時30分〜18時 |
累計取引社数9.1万社、累積買取額1,824億円を公式サイトで公表しています。数字を出している会社は限られるため、規模で選ぶならまず候補に入ります。
下限が1万円からで、300万円までは個人事業主とフリーランス向けの窓口が分かれています。300万円以上は法人・大型の専門チームが対応する構成です。平均手数料を2社間9.4%、3社間6.4%と公表しているのがこの会社の特徴で、「◯%〜」の下限だけを見て申し込んで面食らう、ということが起きにくくなっています。
受付は平日9時30分から18時までです。土曜に動かしたい人は、この時点で候補から外れます。
アクセルファクター

| 手数料 | 公式サイトでは非公表 見積もりで提示 |
| 入金までの最短 | 最短即日 |
| 会社の規模 | グループ222名 資本金2億7,052万円(2025年4月時点) |
| 受付時間 | 平日10時〜18時30分 |
グループ人数222名、資本金2億7,052万円を公表しています。ファクタリング専業として規模が大きく、対面と非対面の両方に対応しています。
手数料はサイト上で数字を出しておらず、見積もりで提示する方式です。金額の見通しを先に立てたいなら、他社の見積もりと並べる必要があります。受付は平日10時から18時30分です。
日本中小企業金融サポート機構

| 手数料 | 1.5%〜 上限は非公表 |
| 入金までの最短 | 入金まで最短40分 |
| 運営 | 一般社団法人 経営革新等支援機関の認定 |
| 受付時間 | 平日9時30分〜18時 |
株式会社ではなく一般社団法人が運営しています。国の経営革新等支援機関の認定を受けており、ファクタリング以外に融資や補助金の相談も扱っています。
書類をアップロードするだけで審査でき、入金まで最短40分と公表しています。ファクタリング単体ではなく資金繰り全体を相談したい場合に向きますが、受付は平日9時30分から18時です。
トップ・マネジメント

| 手数料 | 0.5〜12.5% |
| 入金までの最短 | 電子記録債権を使う電ふぁくで最短1時間 |
| 買取金額 | 30万円〜3億円 |
| 受付時間 | 10時〜19時 土日祝と年末年始を除く |
創業16年で、請求書のほかに注文書と電子記録債権も扱います。電子記録債権を使う「電ふぁく」は手数料の下限が0.5%と低く、条件が合えば費用を大きく抑えられます。ただし電子記録債権を発行している取引先が相手であることが前提です。
下限は30万円。数万円の請求書は扱いの外です。営業時間は公式サイトに「10:00〜19:00/土日祝・年末年始を除く」と明記されています。
メンターキャピタル

| 手数料 | 公式サイトでは非公表 |
| 入金までの最短 | 資料提出から最短30分で結果連絡 最短即日で入金 |
| 公表している数字 | 審査通過率92% 買取率最大98%(いずれも公式表記) |
| 電話の受付時間 | 平日9時30分〜18時30分 |
審査通過率92%、買取率最大98%という数字を公式サイトに掲げています。他社で断られた人を明確に想定した打ち出し方で、資料提出から最短30分で結果を連絡するとしています。
手数料の数字は公表しておらず、見積もりで決まります。また「365日24時間全国対応可能」と書かれている一方、電話番号の下には「平日9:30-18:30」と記載されています。土日に申し込むなら、審査がいつ始まるかを先に確認します。
ラボル

| 手数料 | 一律10% |
| 入金までの最短 | 審査完了後、最短30分 |
| 買取金額 | 1万円〜 必要な額だけ申請可 |
| 土日祝 | 振込は24時間365日 審査の実施は24時間365日ではないと公式が注記 |
東証プライム上場企業の子会社が運営しており、フリーランスと個人事業主に特化しています。手数料は金額にかかわらず一律10%で、振込手数料などの追加費用がありません。1万円から必要な額だけ申請できます。
公式サイトには「24時間365日振込を実現」とありますが、同じページに「審査の実施は24時間365日行っているものではございません」という注記があります。土日に申し込んで即入金になるとは限りません。
Googleマップのクチコミは★4.6・1,143件です(2026年9月3日に確認)。公式サイトには★4.7・1,175件と載っていますが、そちらは2025年11月12日時点の数字です。
ペイトナー

| 手数料 | 一律10% |
| 入金までの最短 | 最短即日 |
| 買取金額 | 1万円〜 初回は上限あり |
| 土日祝 | 土日祝含む365日振込可 営業時間外の申請は翌営業日の入金と注記 |
個人事業主と一人法人に特化しており、手数料は一律10%です。1万円から必要な金額だけ使えます。申し込みから入金までスマホで完結します。
公式サイトには「土日祝含む365日お振込み可能」とありますが、右肩の注記に「営業時間内に審査が開始された利用申請が対象になります」、別の箇所に「営業時間外の申請は、翌営業日の入金となります」と書かれています。土曜の夜に申し込んでも、入金は翌営業日です。
ベストファクター

| 手数料 | 2%〜 上限は非公表 |
| 入金までの最短 | 最短即日 |
| 買取金額 | 30万円〜1億円 |
| 受付時間 | 平日9時〜19時 相談の受付は24時間 |
株式会社アレシアが運営しています。請求書のほかに注文書、診療報酬、介護報酬のファクタリングも扱っており、2社間と3社間の両方に対応します。償還請求権なしのノンリコース契約で、担保と保証人は不要です。
下限は30万円です。平均買取率92.2%を公式サイトで公表しています。相談の受付は24時間ですが、電話の受付時間は平日9時から19時です。
OLTA

| 手数料 | 2〜9% 上限まで公表 |
| 入金までの最短 | 最短即日 審査結果は24時間以内 |
| 買取金額 | 上限も下限も設定なし |
| 受付時間 | 平日10時〜18時 |
オンライン完結型で、手数料は2〜9%。上限まで数字を出しています。買取金額に上限も下限も設けていないため、金額の大小で弾かれません。書類が揃ってから24時間以内に見積もり結果を回答するとしています。
費用の見通しを先に立てたい人、初めて使う人に向きます。ただし問い合わせは平日10時から18時で、土日祝は除くと公式サイトに書かれています。
QuQuMo

| 手数料 | 1〜14.8% |
| 入金までの最短 | 最短2時間 |
| 買取金額 | 2万円〜6,500万円 |
| 受付時間 | 平日9時〜19時 |
株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型で、契約は電子契約で進みます。2万円から6,500万円まで幅広く、個人事業主から中規模法人まで対応します。情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001を取得しています。
手数料は1%から14.8%と幅があり、下限の1%は条件が揃った取引での実績値です。当サイトが調べた範囲では、5〜10%あたりの提示が多くなっています。受付は平日9時から19時です。
みんなのファクタリング

| 手数料 | 公式サイトに記載なし 会員登録後に提示 |
| 入金までの最短 | 最短60分 |
| 買取金額 | 公式サイトに記載なし |
| 土日祝 | 土日祝でも最短60分で振込と公式が明記 |
株式会社チェンジが運営する完全オンライン型で、初期費用と月額費用はかかりません。公式サイトのいちばん目立つ場所に「土日祝でも最短60分でお振込」と書いています。
ただし、公式サイトで公開されているのは会員登録のフォームまでで、手数料の料率も買取金額も、登録前の画面には書かれていません(2026年9月3日に確認)。利用規約にも料率の記載はありません。土日に動かせるかどうかは分かっても、いくらで買い取られるかは登録して見積もりを取るまで分からない作りです。
ファクトバンク

| 手数料 | 2.5〜10% |
| 入金までの最短 | 最短即日 |
| 特徴 | 3社間にも対応 他社からの乗り換えを打ち出している |
| 土日祝 | 24時間365日受付 土日祝営業とサイトに明記 |
サイトのタイトルに「土日祝営業、即日スピード対応」と入れており、24時間365日の受付を打ち出しています。手数料は2.5%から10%で上限まで公表しています。
他社を10%以上で使っている法人の乗り換え先という打ち出し方で、3社間にも対応します。ただし公式サイトには「お問い合わせ殺到につき、現在はLINEでの査定申し込み受付のみ」という告知が出ていることがあるため、申し込み方法が変わっていることがあります。
ジャパンマネジメント

| 手数料 | 2社間10〜20% 3社間3〜10% 診療報酬と介護報酬は1〜5% |
| 入金までの最短 | 最短即日で審査完了 翌日に資金調達 |
| 買取金額 | 20万円〜5,000万円 |
| 受付時間 | 相談は24時間 営業時間は9時〜19時 |
東京と福岡に拠点があり、請求書のほかに診療報酬と介護報酬の債権も扱います。医療介護の債権は手数料1〜5%と低く設定されています。
相談は24時間受け付けていますが、審査そのものは営業時間の9時から19時に動きます。上限は5,000万円です。
即日入金でファクタリングを使うための条件
「最短即日」と書いてある会社に申し込んでも、その日のうちに入らないことがあります。最短時間は条件が全部揃ったときの数字なので、揃っていなければそのぶん延びます。即日に近づける条件は次の4つです。
- 午前中に申し込む審査と契約と振込を同じ日に収める必要があります。銀行の当日振込に間に合う時刻から逆算すると、遅くとも午前です
- 2社間を選ぶ3社間は取引先への通知と同意が入るため、即日にはなりません
- オンライン完結の会社を選ぶ対面契約や郵送が入ると1日では終わりません。電子契約なら数分で済みます
- 書類を先に揃えておく請求書、通帳の直近3〜6か月、本人確認書類。不備があるとそこで止まります
もうひとつ、初回かどうかで変わります。初回は会社の実在確認と本人確認に時間がかかるため、公表されている最短時間には普通は届きません。2回目以降は情報が残っているぶん短くなります。
そして曜日です。前の章で見たとおり、審査が平日しか動かない会社に土曜の朝に申し込んでも、その日には結果が出ません。「最短即日」は平日の話です。土日に必要なら、審査対応を明記している会社から選びます。
平日の午前に、書類を揃えて、オンライン完結の会社に2社間で申し込む。この条件がそろって、ようやく公表されている最短時間に近づきます。ひとつでも欠けると翌営業日以降になると考えて予定を組んでください。
Googleのクチコミで見たファクタリング会社の評価
公式サイトの打ち出しと、実際に使った人の評価は別のものです。Googleマップに10件以上のクチコミがある6社の評点を並べました。最下行は当サイトの運営元です。クチコミが1件も無いので、ここでは比較の材料になりません。
| 会社 | 評点 | 件数 | 出典 |
|---|---|---|---|
| ラボル | ★4.6 | 1,143件 | Googleマップ |
| 日本中小企業金融サポート機構 | ★4.4 | 183件 | Googleマップ |
| アクセルファクター | ★4.4 | 147件 | Googleマップ |
| メンターキャピタル | ★4.9 | 33件 | Googleマップ |
| トップ・マネジメント | ★4.5 | 30件 | Googleマップ |
| OLTA | ★2.7 | 13件 | Googleマップ |
| 日本資金支援センター | — | Googleマップに登録なし(0件) | Googleマップ |
※ラボルと自社の行は2026年9月3日、ほかは2026年8月27日に確認。Googleマップに10件以上のクチコミが付いている会社を載せ、最下行に当サイトの運営元を同じ基準で並べています。件数が1桁の会社は評点が振れるため入れていません。掲載しているのは全件ではないので、全文と最新の件数は各社のGoogleマップでご確認ください。
件数がいちばん多いのはラボルで1,143件、★4.6です。一方でOLTAは13件で★2.7と評点が低く、内容は「連絡が18時過ぎになる」「書類の不備指摘が小出しになる」といった進行の遅さに関するものが目立ちます。手数料の上限を公表していても、やりとりの速度までは保証されません。
評点が高い会社では、担当者が付いて相談に乗る形が繰り返し書かれています。
アクセルファクター(★4.4・147件)から
急な資金相談にも迅速に対応していただき、本当に助かりました。担当の方の説明も丁寧で、こちらの状況をしっかり理解した上で提案してくれるので安心感があります。
日本中小企業金融サポート機構(★4.4・183件)から
急ぎの資金調達が必要になり相談しました。担当者の方がとても親身で進捗もその都度まめに連絡をいただけるため、不安を一切感じません。手続きもスムーズで、最後まで安心してお付き合いできそうです。
ラボル(★4.6・1,143件)から
同じ条件で申請して入力して10分で買取り不可能のメール。同じ請求書で同じ条件で違うメニューから入力したら審査完了・送金のメッセージ。
※所有者からの返信は除いています。担当者の実名が書かれている部分は伏せました。ラボルは件数が多いぶん評価の幅も広く、上のように審査の一貫性を指摘するものもあります。良い評価だけを抜き出すと実態から離れるため、厳しいものも同じ基準で載せています。
クチコミを読むときに気をつけたいのは、ファクタリング会社のクチコミは件数がそもそも少ないことです。使ったことを公開したくない人が多いためで、10件に満たない会社が大半でした。件数が1桁のうちは、良い評価も悪い評価も1件で大きく動きます。評点だけでは決められません。公式サイトの条件と合わせて見ます。
ファクタリングの手数料相場と下限表示の読み方
公式サイトに並ぶ「1%〜」「2%〜」という数字は、いちばん条件のいい取引で成立した実績値であることがほとんどです。3社間ファクタリングの下限を、2社間しか使わない人が見ているケースもあります。
目安として、2社間は5〜20%、3社間は1〜9%のレンジに入ることが多く、当サイトが調べた範囲でも各社の実勢はこの幅に収まっていました。ビートレーディングが公表している2社間の平均9.4%(公式表記は「2者間」。法人のみ・2025年9月時点)は、この目安と矛盾しません。「1%〜」と書いてある会社に申し込んで8%を提示されたとしても、それは特別に高いわけではありません。
手数料が動く理由は、ほぼ次の3つです。
- 売掛先の信用力上場企業や官公庁が支払元なら下がり、設立間もない会社なら上がります
- 金額と支払期日までの日数金額が大きく期日が近いほど下がる傾向です
- 取引の回数2回目以降は下がることが多く、初回だけで判断すると損をします
手数料以外にかかるお金も見ます。振込手数料、事務手数料、債権譲渡登記の費用(司法書士報酬を含めて7〜10万円程度)、出張費などが別途になる会社があります。Animoのように手数料2〜10%とは別に事務手数料5%がかかる会社もあるため、総額で比べないと順番が入れ替わります。相場の詳しい内訳はファクタリングの手数料相場は何%かで解説しています。
ファクタリングのデメリットと使う前の注意点
ファクタリングは融資が通らない場面でも使えますが、そのぶん割高です。使う前に見るのは次の4点です。
費用が融資より高い
2社間で5〜20%です。100万円の請求書を手数料10%で売ると、手元に残るのは90万円です。支払期日まで1か月なら、1か月で10%を負担した計算です。年利に直せば銀行融資とは比べものになりません。間に合わせるための費用と割り切って使うものです。
売掛金の範囲でしか調達できない
借入と違い、手元にある請求書の金額が上限です。300万円の資金が必要でも、請求書が100万円分しかなければ100万円までしか調達できません。売上が落ちている時期ほど調達できる額も減ります。
繰り返すと資金繰りが痩せる
毎月の売上から手数料が引かれ続けるため、使うほど手元に残る金額が減ります。いちばんの落とし穴は、一度使うと翌月も足りなくなり、また使う流れです。使ったときは、なぜ足りなかったのかを毎回確かめます。回数は減らす方向へ。
取引先に知られる可能性がゼロではない
2社間なら通知はありませんが、債権譲渡登記を求められた場合は登記簿に記録が残ります。取引先や金融機関が登記を確認すれば分かります。登記なしで対応する会社もあります。気になるなら契約前に確かめます。
2社間と3社間のファクタリングの違い

2社間は、利用者とファクタリング会社の2社だけで契約します。取引先に連絡がいかないので関係に影響しませんが、ファクタリング会社は取引先の支払いを直接確認できないぶんリスクを負うため、手数料が高くなります。入金は最短即日です。
3社間は、取引先に債権を譲渡したことを通知し、同意をもらいます。ファクタリング会社は取引先から直接お金を受け取れるので手数料が下がりますが、通知と同意に日数がかかり、入金まで数日から数週間かかります。取引先に資金繰りの状況を知られることにもなります。
急ぎと安さは両立しません。今週中に現金が要るなら2社間、来月の支払いに備えて費用を抑えたいなら3社間を選びます。
ファクタリングの審査で見られるものと必要書類
ファクタリングは借入ではなく売掛金の売却なので、審査で中心になるのは申込者本人ではなく売掛先です。だから赤字決算や税金の滞納があっても通ることがあります。逆に、自社の業績がよくても売掛先の信用に不安があれば通りません。
見られるのはおおむね次の点です。
- 売掛先が期日どおりに支払う会社か上場企業・官公庁・継続取引のある会社は通りやすくなります
- 請求書が実在する取引のものか通帳の入金履歴と請求書の金額が合っているかを見られます
- 支払期日までの日数期日が遠いほど回収までの不確実性が上がります
- すでに他社へ譲渡していないか二重譲渡は契約違反であり、詐欺に問われることもあります
必要書類は、請求書・通帳(直近3〜6か月)・本人確認書類の3点だけという会社が増えています。会社によっては決算書、納税証明書、印鑑証明書、登記簿謄本を求められます。書類が揃っていない状態で申し込むと、その時点で審査が止まるので、先に用意しておくと入金が早くなります。
審査に落ちる原因と通しやすい会社はファクタリングの審査が通りやすい会社7選と審査基準にまとめています。他社を使っている途中でも乗り換えはできるので、手数料が高いまま続けている場合はファクタリングの乗り換えは他社利用中でもできるかにまとめています。
契約書で必ず見る3か所
手数料の数字だけを比べて契約すると、あとから条件が違ったと気づくことがあります。金額の大小より先に、契約書の次の3か所を見てください。
償還請求権があるかどうか
償還請求権とは、売掛先が支払わなかったときに、ファクタリング会社が利用者に「代わりに払え」と請求できる権利です。この権利が付いている契約は、実質的に売掛金を担保にした貸付であり、金融庁も貸金業に該当する可能性があると示しています。ファクタリングは本来、回収できないリスクごと買い取る契約なので、償還請求権なし(ノンリコース)が原則です。契約書に「償還請求権あり」「買戻特約」と書かれていたら、その場でサインせず持ち帰ってください。
債権譲渡登記が必要かどうか
債権譲渡登記は、売掛金の持ち主が変わったことを法務局に記録する手続きです。2社間で使われることが多く、ファクタリング会社にとっては二重譲渡を防ぐ担保になります。ただし利用者には2つの負担があります。ひとつは費用です。登録免許税は債権個数5,000個以下なら1件7,500円、5,000個を超えると1件15,000円と法務省が公表しています。税そのものは高くありませんが、司法書士に依頼する報酬が乗るため、実際の負担は合わせて7〜10万円程度です。もうひとつは登記簿に記録が残ることで、取引先や金融機関が登記を確認すれば資金調達の事実が分かります。
登記を求めない会社もあります。少額の取引では登記費用のほうが手数料より重くなることもあるため、金額が小さいときは登記なしで対応する会社を優先してください。
手数料以外に何がかかるか
見積書に「手数料◯%」としか書かれていない場合、次のものが別立てになっていないか確かめてください。
- 事務手数料・審査料手数料と別に数%を取る会社があります
- 振込手数料数百円ですが、少額の取引では無視できません
- 債権譲渡登記費用登録免許税は1件7,500円ですが司法書士報酬を含めると7〜10万円程度。誰が負担するかを確認します
- 出張費・面談費対面契約の会社で発生することがあります
手数料8%で登記費用なしの会社と、手数料5%で登記費用8万円の会社では、100万円の請求書なら前者のほうが安く済みます。総額で比べてください。
相見積もりは2社から3社
手数料は売掛先の信用力で決まるため、同じ請求書でも会社によって数%変わります。1社の提示をそのまま受けると、比べる相手がいません。2社から3社に同じ請求書で見積もりを出すのが確実です。
ただし同じ請求書を複数社に「売る」のは二重譲渡で、契約違反であり詐欺に問われることもあります。見積もりを取るのは問題ありませんが、契約するのは1社だけです。見積もり段階で他社も検討していると伝えると、条件を見直してくれることもあります。
申し込みから入金までの流れ
オンライン完結の会社なら、次の4段階で進みます。対面契約が必要な会社では、この間に面談か訪問が入ります。
- 申し込みと書類の提出請求書、通帳の直近3〜6か月、本人確認書類。スマホの写真で足りる会社が増えています
- 審査売掛先の信用力と請求書の実在性を確認します。ここが会社の営業時間に縛られる工程です
- 条件の提示買取額と手数料が出ます。納得できなければ断って問題ありません
- 契約と入金電子契約なら数分で完了し、そのまま振込に進みます
いちばん時間を取られるのは書類の不備です。通帳の入金履歴と請求書の金額が合わない、請求書に発行日や支払期日が入っていない、といった理由で審査が止まります。申し込む前に書類を揃えておくと、最短の時間に近づきます。
また、初回は本人確認と会社の実在確認に時間がかかるため、公表されている最短時間より長くなるのが普通です。2回目以降は情報が残っているぶん早くなります。急ぐ予定があるなら、余裕のあるうちに1回使っておくという考え方もあります。
融資やビジネスローンとの使い分け
ファクタリングは手数料が銀行融資の金利より高くつきます。それでも使われるのは、融資では間に合わない場面があるからです。
| ファクタリング | 銀行融資 | ビジネスローン | |
|---|---|---|---|
| 資金化まで | 最短即日 | 数週間〜1か月 | 数日 |
| 負債になるか | ならない | なる | なる |
| 信用情報 | 記録されない | 記録される | 記録される |
| 審査で見るもの | 売掛先の信用力 | 自社の財務 | 自社の財務 |
| 費用の目安 | 2社間5〜20% | 年1〜3% | 年5〜18% |
| 担保・保証人 | 不要 | 求められることが多い | 原則不要 |
費用だけを見れば融資が有利です。ただし融資は自社の決算内容を見るため、赤字や債務超過があると通りません。ファクタリングは売掛先を見るので、自社の業績が悪くても使えます。融資が通るなら融資を使い、通らないときや間に合わないときにファクタリングを使う。順番はこれです。
注意したいのは、継続して使い続けると資金繰りの改善が後回しになることです。毎月の売上から手数料が抜けていくため、根本的な問題が見えにくくなります。使うたびに「今回はなぜ足りなかったのか」を確認しておくと、回数を減らせます。判断材料はファクタリングのメリットとデメリット7選にまとめています。
危ないファクタリング会社の見分け方
当サイトでは198本のレビュー記事を公開していますが、そのうち13本は「公式サイトにアクセスできない」「運営の実体が一次情報で確認できない」状態のまま記事にしています。掲載をやめずに残しているのは、社名で検索した人が現状を知れるようにするためです。一覧では「公式サイト確認不可」と印を付けています。
判断するときは、次の順で確かめると早く済みます。
- 国税庁の法人番号公表サイトで会社名と所在地が一致するか法人番号が公式サイトに書かれていない会社は、まずここで確認します
- 登記上の所在地が実在するかバーチャルオフィスや、番地までしか書いていない表記は登記情報と突き合わせます
- 契約書に「償還請求権あり」と書かれていないか売掛先が払わなかったときに利用者が返す契約は、実質的に貸付です
- 手数料が20%を大きく超えていないか年利に直すと出資法の上限を超える水準になり、貸金業として扱われる可能性があります
- 契約書の控えを渡してくれるか渡さない、その場でサインを求めるといった進め方は避けてください
「ファクタリング」と名乗りながら実態は貸付という業者もあります。ただし、名前が挙がる会社がすべて危ないわけではありません。当サイトのレビューでも、ティック株式会社(貸金業 東京都知事(3)第31667号・日本貸金業協会会員)は不動産担保ローンを扱う登録貸金業者、株式会社トミンシンパン(貸金業 東京都知事登録(14)第03757号・日本貸金業協会会員 第000980号)は診療報酬を担保にした融資の会社で、どちらも登録を公開している正規の貸金業者でした。危ないのは無登録で貸付をしている業者のほうです。登録の有無は金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで社名から調べられます。仕組みそのものの評判についてはファクタリングはやばいと言われる5つの理由、実際の手口はファクタリング詐欺の手口と対策で解説しています。
注文書ファクタリングと給与ファクタリング
請求書以外を扱うサービスもあります。注文書ファクタリングは、受注が決まった段階の注文書を資金化する仕組みで、材料費を先に用意しなければならない建設業で使われます。請求書より前の段階なので手数料は高めで、5〜10%台が中心です。
一方、給与ファクタリングは個人が勤務先からの給料を対象にするもので、これは貸金業に該当すると金融庁が明確に示しています。事業者向けのファクタリングとは別物なので、事業資金の調達先を探しているときに出てきたら、その業者は避けてください。
業種別と特徴別のファクタリング会社
業種によって、請求書の性質も資金が要るタイミングも違います。該当するものがあれば、そちらの記事のほうが具体的です。
- 運送業におすすめのファクタリング会社12選燃料費と車両整備の先出しに、軽貨物の少額債権まで対応する会社を比較しています
- 個人事業主におすすめのファクタリング会社22選少額対応と審査の柔軟さで絞り込んでいます
- 建設業向けの土建くん注文書の段階で資金化できるため、着工前の材料費に使えます
- 医療介護向けのアクリーティブ診療報酬・介護報酬・調剤報酬に特化しています
- ファクタリングおすすめ32選各社の特徴と実績をより詳しく比べています
- ファクタリングの手数料相場は何%か2社間と3社間の違い、手数料を下げる方法をまとめています
- 審査が通りやすい会社7選と審査基準落ちる原因と、次に申し込むときの直し方を書いています
- 他社利用中の乗り換えと注意点切り替えるタイミングと、二重譲渡にならないための手順です
- メリットとデメリット7選融資と比べてどの場面で使うべきかを整理しています
よくある質問
土日や祝日でも入金してもらえますか
振込自体は24時間動いていますが、審査が土日祝も動く会社は限られ、さらに土日のうちに入金まで終わると書いている会社は10社のうち5社です。当サイトはレビュー記事を書いた205社の公式サイトを1社ずつ開き直しました。受付時間を確認できた140社で見ても、土日祝も審査対応と明記していたのは10社です。「365日振込」と書かれていても、注記で営業時間内の申請に限ると条件がついていることがあるので、申し込む前に受付時間を確かめてください。
赤字決算や税金の滞納があっても使えますか
借入ではないため、審査の中心は売掛先の信用力です。赤字や滞納があっても通ることはあります。ただし滞納額が大きい場合、差し押さえのリスクを理由に断られることもあります。
取引先に知られてしまいますか
2社間ファクタリングなら取引先への通知はありません。3社間は通知と同意が前提です。ただし2社間でも債権譲渡登記を求められると登記簿に記録が残ります。登記なしで対応する会社もあるので、気になる場合は先に確認してください。
個人事業主やフリーランスでも使えますか
使えます。1万円から扱う会社もあります。ただし下限が30万円や50万円の会社もあるため、金額が小さいときは下限を先に確認したほうが早いです。
手数料はどのくらいが普通ですか
2社間で5〜20%、3社間で1〜9%あたりに収まることが多くなっています。公式サイトの「1%〜」は最良条件の実績値なので、その数字で見積もりが出ると考えないほうが安全です。
信用情報に記録されますか
売掛金の売却であり借入ではないため、信用情報機関には登録されません。将来の融資審査で不利になることもありません。
審査に落ちたら費用はかかりますか
審査料やキャンセル料を取らない会社がほとんどです。見積もり前に費用を請求する会社は避けてください。
掲載中のファクタリング会社一覧
当サイトが1社ずつ調べた198本のレビュー記事を、会社名とサービス名で引けるようにしました。運営会社の記事とサービスの記事を別に書いているところは、同じ行にまとめています。会社名で検索してここに来た方は、この表から探してください。
「公式サイト確認不可」は、公式サイトにアクセスできない、または運営の実体が一次情報で確認できない状態のものです。「貸金業(融資)」は、売掛債権の買取ではなく登録貸金業者としての融資を提供している会社です。記事内で現状を説明しています。
- トラストラインファクタリングの評判 手数料10%と申込フォームの中身を検証
- 山輝商事のファクタリングの評判 手数料は2社間6%・3社間2%から
- ATOファクタリングの評判 振込手数料込みの手取り額はいくらか
- ブルーメントコンサルティングのファクタリングPAYLINKの評判と手数料
- SYSコンサルタントのファクタリングの評判 手数料1%からは本当か
- エキスプレスファクターの評判 買取上限50万円・手数料15%からの条件
- ネクサスコアの評判 手数料は2社間6%・3社間3%から
- メイク・ムーヴのファクタリングは怪しい?情報が薄い理由を編集部が確認
- カイポケ早期入金の手数料と評判を介護報酬ファクタリングとして検証
- GMOイプシロン早払いは医療介護報酬に特化した上場系ファクタリング
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- ファクタリングの基礎知識仕組みと法律の位置づけを解説しています
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