ファクタリングの必要書類は、請求書・通帳のコピー・本人確認書類の3点が基本です。会社によっては請求書と通帳の2点だけで申し込めます。
決算書や確定申告書を求めない会社があるのは、審査で見るのが自社の財務ではなく売掛先の支払い能力だからです。この記事では、決算書なしで申し込める9社を並べ、何が必須で何が任意かを会社ごとに整理しました。
あわせて、通帳のコピーが要る理由、差し戻されやすい不備、書類が足りないときの代わりの出し方までまとめています。
この記事でわかること
- 基本の書類は請求書・通帳・本人確認書類の3点
- 審査が速いのは、確認項目が少ない案件だから
- 請求書の取引先名と通帳の入金名義をそろえてから申し込む
- 必要書類が少ないファクタリング9社の比較
- 書類は申込・提出・審査・契約の4段階で求められる
- 3点以外に求められる書類と、その理由
- 請求書そのものに不備があると、審査の前で止まる
- 手元の書類は即日、登記・納税証明は最大1週間
- 通帳が電子明細しかないとき
- 書類が少ない会社は料率が高めになりやすい
- よくある質問
- まとめ
基本の書類は請求書・通帳・本人確認書類の3点
- 請求書。 買い取ってもらう売掛金そのものです。金額・支払期日・取引先名が読み取れる状態で提出します
- 入出金が分かる通帳。 直近3〜6か月分を出します。売掛先からの入金履歴を確認するためです
- 本人確認書類。 運転免許証やマイナンバーカードを使います
- 取引の実在が分かる資料(求められたとき)。 契約書、発注書、納品書のいずれかです。初めての売掛先や金額が大きい案件で求められます
決算書を求めない会社なら、この3点だけで申し込めます。QuQuMoのように請求書と通帳の2点で済む会社もあるので、決算書をそろえるために申込が遅れることはありません。
審査が速いのは、確認項目が少ない案件だから
書類が少ない会社の審査が速いのは、確認する項目が少ない案件を扱っているからです。少額で、継続して取引している売掛先の請求書なら、確かめることが少なくて済みます。
少額・継続取引・大手の売掛先。この3つがそろうと確認が早く終わります。書類が少なくて済むのは、その結果です。
逆に、初めての売掛先・金額が大きい・取引実績が読めない案件は、書類が少ない会社でも追加資料を求められます。
請求書の取引先名と通帳の入金名義をそろえてから申し込む
- 請求書の取引先名と通帳の入金名義をそろえる。 屋号と法人名が違うと確認に時間がかかります
- 通帳はページの抜けがない状態で。 入金履歴が連続して読める必要があります
- スマホ撮影なら四隅まで写す。 端が切れていると再提出になります
- 期日が過ぎた請求書は対象外のことが多い。 支払期日前の売掛金が前提です
なお、書類がほとんど要らないことを強調しながら買戻しを求める契約や、売掛金の額に比べて著しく低い金額しか支払われない取引は、貸金業登録のない業者による違法な貸付の疑いがあります(金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」)。
必要書類が少ないファクタリング9社の比較
請求書と通帳を中心に、少ない書類で申し込める9社です。請求書に、通帳(入出金明細)や本人確認書類を添えて申し込む会社が中心です。
| 事業者名 | 手数料 | 買取額 | 最短入金 | 必要書類 | 土日祝の審査 | 個人事業主 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2%~ | ~500万円 | 最短即日 | 請求書・通帳・本人確認 3点 | ○ | OK | |
| 非公開 | 制限なし | 最短即日 | 請求書 1点 | — | OK | |
| 2%~15% | 下限なし~1億円 | 最短2時間 | 請求書・通帳・本人確認 3点 | — | OK | |
| 一律10% | 1万~300万円(初回30万円まで) | 最短10分 | 請求書・通帳・本人確認 3点 | — | OK | |
| 一律10% | 1万円~上限なし | 最短30分 | 請求書・本人確認・契約書 3点 | — | OK | |
| 1%~14.8% | 上限なし | 最短2時間 | 請求書・通帳・本人確認 3点 | — | OK | |
| 非公開 | 1万~50万円 | 最短60分 | 請求書・本人確認 2点 | ○ | OK | |
| 3%~10% | 1万円~ | 最短即日 | 請求書 1点 | — | OK | |
| 非公開 | 制限なし | 最短即日 | 請求書・通帳 2点 | — | OK |
表の会社も、請求書に加えて通帳や本人確認書類は求められます。初めての売掛先や金額が大きい案件では、取引が分かる資料を追加で求められることがあります。
決算書なしで申し込めるおすすめのファクタリング会社9社です。何が必須で何が任意かを会社ごとに書きました。
※Googleマップの評点と件数は2026年3月時点のものです。利用者の声は編集部が直接収集しました。
1. 日本資金支援センターは請求書・通帳コピー・本人確認書類の3点

決算書は必須ではありません。担当者が売掛先と取引内容を確認したうえで判断します。
AI審査ではなく担当者が売掛先や取引内容を踏まえて審査するため、書類の数字だけでは判断しきれない事業の実態まで見てもらえます。申込から契約まではWebで完結し、来店は不要です。個人事業主は法人に比べて確定申告書の数字が弱くなりがちですが、担当者審査であれば「事業の将来性」や「売掛先との取引実績」を直接アピールできるため、AI審査で書類の数字だけを見られて落ちた案件でも通ることがあります。土日祝も審査対応しているのは業界でも少数派で、金曜夜に来週の支払いが足りないことに気づいた個人事業主でも週末に話を進められます。
| 手数料 | 2%~(変動制) |
|---|---|
| 買取額 | ~500万円 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 土日祝 | 審査対応あり |
| 必要書類 | 請求書・通帳コピー・本人確認書類 |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
平日に銀行の審査を待つ余裕がなく、土曜日に電話したら対応してくれました。担当者が事業内容を丁寧に聞いてくれて、書類上の数字だけでは判断しないという姿勢に安心感がありました。
AI審査が主流の中、担当者が事業の中身まで見て審査しているのが日本資金支援センターの特徴です。「書類の数字が弱い」という理由でAI審査に落ちた方は、一度相談してみる価値があります。
※編集部が収集した利用者の声をもとに構成
- 土日祝も審査対応。金曜の夜や土日に申し込んでも審査が進む
- 担当者の独自審査でAI審査では落ちる案件にも対応
- 手数料2%~の変動制で、初回から低手数料が適用される可能性がある
- 取引先に通知しない2社間で、Webで申込から契約まで完結
- 個人事業主でも売掛先が法人なら審査に通る
- 経営コンサルティング事業も手がけており、資金繰りの改善から相談できる
- 買取額は500万円まで。それを超える場合は個別に相談する
- 書類の確認後に担当者から連絡がある
- AI審査ではなく担当者が確認するため、深夜の自動処理には対応していない
- 料率は売掛先と取引内容に応じて提示するため、正確な数字は見積もりで確認する
2. アウル経済は請求書だけで審査を始められる

まず請求書を送れば審査が始まります。追加の書類は必要になった段階で案内されます。
必要書類の少なさが特徴のファクタリング会社。請求書のみで審査を進められるため、決算書や確定申告書を準備する時間がない個人事業主でも気軽に相談できます。手数料は非公開のため、申込時に見積もりで確かめてください。
| 手数料 | 非公開(要見積もり) |
|---|---|
| 買取額 | 制限なし |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 必要書類 | 請求書 |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
必要書類が請求書だけだったのが楽でした。決算書や確定申告書を出す手間がなく、急ぎのときにすぐ申し込めます。
アウル経済は必要書類が請求書のみです。書類の準備に時間をかけたくない事業者に向いています。ただし手数料は非公開のため、見積もりを取って確認してください。
※編集部が収集した利用者の声をもとに構成
- 必要書類が請求書のみと極めて少ない
- 書類をそろえる時間がないときに使える
- 買取額に上限も下限もない
- 申込から入金まで来店が不要
- 個人事業主も利用可能
- 手数料が完全に非公開
- 知名度が低く口コミ情報が少ない
- 土日祝は対応していない
- 3社間ファクタリングに非対応
- サービスの詳細が公式サイトで分かりにくい
3. SOKULAは請求書と通帳の2点で申し込める

決算書と確定申告書は求められません。
アクセルファクターの姉妹サービスで、少額・オンライン完結に特化しています。必要書類は請求書・通帳コピー・本人確認書類の3点だけ。決算書や確定申告書が不要なため、開業直後の個人事業主でも申し込めます。審査通過率は93%以上、入金は最短2時間と公表しています。
| 手数料 | 2%~15% |
|---|---|
| 買取額 | 下限なし~1億円 |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 土日祝 | 非対応 |
| 個人事業主 | OK |
| 必要書類 | 請求書・通帳コピー・本人確認書類の3点のみ(公式サイト) |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
書類が3点だけだったので、申し込みから30分で全部提出できました。決算書不要なのが開業1年目の自分にはありがたかった。
SOKULAはアクセルファクターの姉妹サービスで、「書類を減らしてスピードを上げる」というコンセプトが明確です。開業直後で決算書がない個人事業主にとっては貴重な候補です。
※編集部が収集した利用者の声をもとに構成
- 必要書類が請求書・通帳・身分証の3点だけ。決算書不要で手続きが簡単
- アクセルファクターの姉妹サービスで審査ノウハウが共有されている
- 審査通過率93%以上。他社で落ちた案件も審査する
- 最短2時間で入金。原則即日対応
- 少額の請求書でも買取対象。下限設定なし
- 手数料上限15%は高め。少額利用では上限付近になりやすい
- 土日祝は非対応
- 3社間ファクタリングに非対応。手数料を下げる手段が限られる
- 注文書ファクタリングには非対応
- 新しいサービスのため口コミや実績がまだ少ない
4. ペイトナーは請求書と本人確認書類、初回のみ口座情報

2回目以降は請求書を送るだけで済みます。
個人事業主・フリーランス向けに設計されたサービスで、買取下限は1万円と低い水準です。手数料は一律10%で見積もりを待たずに手取り額がすぐ計算できます。事業計画書や決算書の提出が不要で、申込時に出す書類が少なく、売掛先が個人事業主でも買取対象になる点は業界でも珍しい特徴です。累計申込件数は40万件を突破しています。
| 手数料 | 一律10% |
|---|---|
| 買取額 | 1万~300万円(初回30万円まで) |
| 入金スピード | 最短10分 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 土日祝 | 入金対応あり |
| 必要書類 | 請求書・本人確認書類・入出金明細 |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
急ぎで3万円だけ必要な場面があり、他社は「少額すぎて対応できない」と断られました。ペイトナーは1万円から対応してくれて、申し込みから15分で着金。手数料10%(3,000円)は許容範囲でした。
ペイトナーは1万円からの請求書を最短10分で買い取ります。数万円の売掛金を即日で現金化する場面には向きますが、金額が大きくなると一律10%では変動制の会社より高くつくため、50万円を超える案件は変動制の会社と比較してください。
※編集部が収集した利用者の声をもとに構成
- 1万円から買取対応。数万円の請求書でも使える
- 申込から入金まで最短10分
- 手数料が一律10%で手取り額を事前に確定できる
- 売掛先が個人事業主でも買取対象になる
- 土日祝も入金に対応。週末の急ぎにも使える
- 手数料が一律10%で固定。売掛先の信用力が高くても安くならない
- 初回は30万円までの上限がある。2回目以降に300万円まで拡大
- 3社間ファクタリングに非対応。手数料を下げる手段がない
- 買取上限が300万円。法人化してからは物足りなくなる可能性
- 開業届の提出が必要。届出していない場合は利用不可
5. ラボルは請求書と本人確認書類の2点

法人の決算書も個人事業主の確定申告書も不要です。
東証プライム上場の株式会社セレスのグループ会社が運営するフリーランス・個人事業主向けファクタリング。手数料は一律10%で変動しません。業種・職種を問わず独立直後の個人事業主でも審査を受けられ、新規取引先の請求書でも買取対象になります。Googleマップの口コミ評価は4.7(1,100件超)と高い水準です。
| 手数料 | 一律10% |
|---|---|
| 買取額 | 1万円~上限なし |
| 入金スピード | 最短30分 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 土日祝 | 入金対応あり |
| 必要書類 | 請求書・本人確認書類・取引エビデンス |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
審査が速くて書類も少ない。使うほど買取上限が上がっていくのも助かる。全部オンラインで完結するので、移動時間ゼロで資金調達できるのが一番のメリットです。
ラボルはGoogleマップ★4.6(1,142件)で、「審査が速い」「オンラインで完結」という声が目立ちます。
出典:Googleマップの口コミを要約
- 1万円から買取OK。数万円の請求書でも使える
- 独立直後でも審査対象。開業期間の縛りがない
- 土日祝も入金対応している
- Google口コミは4.7
- 上場企業のグループ会社が運営している
- 手数料が一律10%で固定。売掛先の信用力が高くても下がらない
- 3社間ファクタリングに非対応
- ペイトナーの最短10分に比べるとスピードは劣る(最短30分)
- 法人化した後も手数料10%が続くとコスト効率が悪い
- 大口の資金調達(数百万円以上)には他社のほうが手数料面で有利
6. QuQuMoは請求書と通帳の2点、契約はクラウドサイン

書類の提出も契約もブラウザ上で終わります。
株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型ファクタリング。手数料下限1%は低い水準で、契約は弁護士ドットコム監修のクラウドサインで行います。買取額に上限も下限もなく、少額から高額まで買い取ります。ファクタリングの自主規制団体「OFA」の認定事業者でもあります。
| 手数料 | 1%~14.8% |
|---|---|
| 買取額 | 上限なし |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 契約方法 | クラウドサイン(オンライン完結) |
| 必要書類 | 請求書・入出金明細(直近3ヶ月)・本人確認書類 |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
手数料1%台で買い取ってもらえました。クラウドサインで契約が完結するので、印紙代もかからず手間も最小限。ただ、売掛先の信用力が低いと手数料は上がります。
QuQuMoは手数料下限1%が魅力ですが、上限は14.8%。売掛先が上場企業なら低手数料が期待できますが、中小企業の売掛金は上限付近になる覚悟も必要です。
※編集部が収集した利用者の声をもとに構成
- 手数料下限1%は低い水準
- 弁護士ドットコム監修のクラウドサインで契約する
- 買取額に上限・下限なし。少額でも高額でも使える
- OFA認定事業者で自主ガイドラインを遵守
- 最短2時間で入金
- 手数料上限14.8%と幅が広い。個人事業主は上限寄りになりやすい
- 3社間ファクタリングに非対応
- 土日祝は対応していない
- 対面での相談ができない(オンライン専用)
- 確定申告書の提出が求められる場合がある(個人事業主)
7. みんなのファクタリングは請求書と通帳、本人確認書類

AI審査のため、書類がそろっていれば最短60分で結論が出ます。
少額債権に特化したAI審査型のファクタリング。買取上限は50万円と低めですが、その分審査が速く、最短60分で入金まで完了します。土日祝も入金に対応しており、週末に急ぎで数万円が必要になったフリーランスに向いています。
| 手数料 | 非公開(要見積もり) |
|---|---|
| 買取額 | 1万~50万円 |
| 入金スピード | 最短60分 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 土日祝 | 入金対応あり |
| 必要書類 | 請求書・本人確認書類 |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
AI審査で最短60分入金は本当でした。土日に入金されたのが一番の驚き。ただ買取上限が50万円なので、大きな案件には使えません。
みんなのファクタリングはGoogleマップ★4.8(57件)で「対応が速い」と好評。1万~50万円の少額に特化しているため、少額の請求書を土日に現金化したいフリーランスに最適です。
出典:Googleマップの口コミを要約
- 土日祝も入金に対応している
- 申込から入金まで最短60分
- 1万円からの少額に対応
- AI審査で申込から結果までが自動で進む
- 必要書類が少なく、準備に時間がかからない
- 買取上限が50万円。まとまった資金調達には使えない
- 手数料が非公開。少額専門のため割高になる可能性がある
- 3社間ファクタリングに非対応
- 知名度が低く口コミや評判が少ない
- 法人化した後は買取上限が足りなくなる
8. FREENANCEは口座開設時の登録内容が審査に使われる

先に口座を作っておくと、必要になったときの提出書類が減ります。
freee株式会社が運営するフリーランス向け総合サービス。ファクタリング(即日払い)に加え、あんしん補償やバーチャルオフィスなどの付帯サービスもあります。フリーナンス口座を使うほど手数料が下がる仕組みがあり、メインバンクとして使い込むほどコストメリットが出ます。この記事ではそのうちの即日払いを中心に紹介します。
| 手数料 | 3%~10% |
|---|---|
| 買取額 | 1万円~ |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 付帯サービス | あんしん補償・バーチャルオフィス |
| 必要書類 | 請求書 |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
フリーナンス口座を持っていたので即日払いを使いました。3%台の手数料で済んだのはありがたかったですが、口座開設が前提なのでそこだけ手間でした。
FREENANCEはファクタリング専業ではなく、あんしん補償や振込専用口座を含む総合サービスです。すでにフリーナンス口座を使っている人にとっては自然な候補です。
※編集部が収集した利用者の声をもとに構成
- ファクタリングだけでなく補償・オフィス機能もまとめて使える
- フリーナンス口座の利用で手数料が下がる仕組みがある
- 1万円からの少額買取に対応
- 会計ソフトのfreeeが運営している
- 必要書類が請求書のみと極めて少ない
- フリーナンス口座の開設が必須。ファクタリング単体では使えない
- 手数料下限3%はOLTA(2%)やpaytoday(1%)より高い
- 入金スピードが「最短即日」と曖昧。10分入金等の具体的な数字がない
- 3社間ファクタリングに非対応
- 口コミサイト上の評価が少なく、利用者の生の声が確認しにくい
9. KKTファクタリングは請求書と通帳、内容によって追加書類がある

金額や売掛先によって、契約書や発注書を求められることがあります。
買取の対象は業種を問わず、個人事業主の売掛債権も扱います。買取額に上限も下限もないため、数万円の請求書でも相談できます。入金は最短即日。スピードを優先する個人事業主向けです。
| 手数料 | 非公開(要見積もり) |
|---|---|
| 買取額 | 制限なし |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 契約方式 | 2社間 |
| 必要書類 | 請求書・通帳コピー |
※出典:公式サイト(2026年3月確認)
少額の案件でも嫌な顔せず対応してくれたのがよかったです。入金も即日で、撮影機材の追加レンタル費用を間に合わせることができました。
KKTは少額の売掛金にも柔軟に対応してくれる会社です。制作系の個人事業主のように、1件あたりの金額が小さい業種でも使いやすいです。
※編集部が収集した利用者の声をもとに構成
- 買取額に制限がなく、少額の請求書も買い取る
- 即日入金に対応
- 業種を問わず売掛債権を取り扱う
- 個人事業主の利用を受け入れている
- 申込から契約まで画面上で完結する
- 手数料が完全に非公開
- 知名度が低く口コミが少ない
- 土日祝は対応していない
- 3社間ファクタリングに非対応
- サービスの詳細情報が限定的
書類は申込・提出・審査・契約の4段階で求められる
書類は申込・提出・審査・契約の段階ごとに求められます。最初にまとめて出す必要はありません。どこで何を出すかが分かっていれば、差し戻しで止まりません。
| 出すもの | ここで止まる理由 | |
|---|---|---|
| 1. 申込 | 会社名・売掛先名・売掛金の額・希望入金日(入力のみ) | 売掛先名を通帳と違う表記で入れると照合できない |
| 2. 書類の提出 | 請求書・入出金の記録・本人確認書類 | 端が切れた撮影、月の抜けた明細は再提出になる |
| 3. 審査 | (追加があれば)契約書・発注書・納品書 | 初めての売掛先だと取引の実在を示す資料を求められる |
| 4. 条件の提示 | なし | — |
| 5. 契約 | 電子契約の同意(登記ありなら印鑑証明書) | 登記が条件だと司法書士のやり取りで当日に終わらない |
| 6. 入金 | なし | — |
止まりやすいのは書類の提出と審査です。書類の提出でつまずく原因は、すべて申込前に直せます。請求書の取引先名と入出金の名義をそろえ、直近3〜6か月を抜けなくそろえてから申し込んでください。
書類が少ないことを売りにしていても、契約書の控えをくれない会社は避けてください。あとから条件を確認できなくなります。
3点以外に求められる書類と、その理由
基本の3点に加えて求められるものは、会社と案件によって変わります。何のために見られるのかが分かれば、先に取り寄せておくべき書類が決まります。
会社や金額によって求められるもの
| 何を見ているか | |
|---|---|
| 決算書・確定申告書 | 自社の規模と継続性。買取額が大きいときに求められる |
| 試算表 | 直近の業績。決算から時間が経っているときに補うもの |
| 納税証明書 | 税金の滞納がないか。滞納がある場合に状況を確認するため |
| 登記事項証明書 | 法人の実在と代表者。債権譲渡登記を行う契約で必要 |
| 印鑑証明書 | 契約の真正性。登記を伴う契約で必要 |
| 売掛先との基本契約書 | 取引が継続的なものか。初めての売掛先のときに求められる |
登記を伴う契約では、印鑑証明書と登記事項証明書が必要です。取得に時間がかかるため、当日中に終わらせたいなら登記不要の契約を選びます。
請求書がまだ出せない場合
工事や納品が終わっていない段階でも、次の書類で申し込める会社があります。
- 注文書・発注書。 受注した段階の資金化(注文書ファクタリング)
- 納品書。 納品は済んでいるが請求書をまだ発行していない場合
- 基本契約書+入金履歴。 継続取引であることを示す組み合わせ
ただし請求書がある場合より審査は慎重になり、手数料も上がる傾向です。
請求書そのものに不備があると、審査の前で止まる
請求書の中身が足りないと、書類の点数がそろっていても審査に入る前に謝絶されます。FREENANCEは即日払いに使う請求書について、次の項目を必須としています。
- 請求金額(税込み。税別なら消費税も)
- 請求日
- 振込期限
- 請求先会社名
- 振込先の口座(FREENANCEの場合は自社が発行する口座であること)
出典:FREENANCE 公式サイト(2026年9月確認)
会社によって必須の項目は違いますが、金額・請求日・支払期日・取引先名の4つはどこでも見られます。手書きやテンプレートの使い回しで支払期日が抜けていると、そこで差し戻しになります。申し込む前に自分の請求書を開いて、この4つが読めるか確かめてください。
記入フォームに入れた内容と請求書の記載がずれているのも、よくある差し戻しの理由です。会社名の表記ゆれ(株式会社の前後)まで合わせてください。
手元の書類は即日、登記・納税証明は最大1週間
手元にあるものと、取り寄せが要るものでは日数が違います。取り寄せが要る書類を求める会社を選ぶと、即日には終わりません。
| 書類 | 取得の目安 |
|---|---|
| 請求書 | 即日(自社で発行する) |
| 通帳・入金明細 | 即日(電子明細はPDFでダウンロード) |
| 本人確認書類 | 即日(手元にある) |
| 契約書・発注書・納品書 | 即日〜数日(取引先に再発行を頼むと時間がかかる) |
| 決算書・確定申告書 | 即日〜数日(控えが手元になければ税理士に依頼) |
| 登記事項証明書 | 即日〜1週間(法務局またはオンライン請求) |
| 納税証明書 | 即日〜1週間(税務署またはe-Tax) |
通帳が電子明細しかないとき
紙の通帳を発行していないネット銀行でも申し込めます。会社が確認したいのは売掛先からの入金が定期的にあると分かる記録です。紙の通帳そのものは要りません。
- インターネットバンキングの入出金明細をPDFでダウンロードする
- 画面のスクリーンショットは受け付けない会社が多い。必ずPDF形式で
- 口座名義・期間・取引明細が1つのファイルに入っている状態にする
- 直近3〜6か月分を連続でそろえる。抜けた月があると入金の周期が読み取れない
書類が少ない会社は料率が高めになりやすい
書類が少ない会社は審査材料も少ないため、そのぶん料率が高めに設定される傾向があります。ただし常にそうとは限りません。
| タイプ | 求める書類 | 手数料の目安 | 100万円の手取り |
|---|---|---|---|
| 書類2点で申し込める | 請求書・通帳 | 1%〜14.8%(QuQuMo) | 85.2万〜99万円 |
| 3点で申し込める | 請求書・入出金明細・本人確認書類 | 一律10%(ペイトナー) | 90万円 |
| 決算書まで求める | 上記+決算書 | 1%〜9%台 | 90万〜99万円 |
書類をそろえられるなら、そろえたほうが手取りは増えます。決算書が手元になく急いでいるときは、書類の少ない会社を使ってください。
よくある質問
決算書がなくても申し込めますか
ここで挙げた会社は決算書なしで申し込めます。ただし買取額が大きい場合は追加で求められることがあります。
確定申告をしていない個人事業主でも使えますか
請求書と入金履歴で取引の実在が確認できれば申し込める会社はありますが、数は多くありません。
通帳が電子明細しかありません
ネットバンキングの明細をPDFで出せば足りることが多いです。金融機関名と口座名義が入った形で出力してください。
書類が少ないと手数料は高いですか
書類の枚数そのものでは決まりません。ただし審査材料が少ない案件は、料率が高めに出やすくなります。決算書を出せる状況なら、出したほうが手取りは増えます。一律10%の会社は少額・即日の利用を前提に料率を固定しているため、書類の数と料率は連動しません。
請求書がまだ出せない段階でも申し込めますか
注文書や発注書で買い取る会社があります。工事や受注が確定していれば、請求書を出す前でも資金化できます。ただし請求書での買取より手数料は高くなる傾向です。
本人確認はどうやって行いますか
運転免許証やマイナンバーカードの画像を送る方法が一般的です。オンライン完結の会社では、スマートフォンのカメラで顔と書類を同時に撮影する方式(eKYC)を使うところもあります。
ファクタリングの仕訳はどうなりますか
売掛金の譲渡なので、借入金にはなりません。譲渡した売掛金を減らし、入金額を預金に計上し、差額の手数料を売上債権売却損として処理するのが一般的です。金額や契約内容によって扱いが変わるため、顧問税理士に確認してください。
ファクタリングとはどういう意味ですか
支払期日より前の売掛金を第三者に売って、期日を待たずに現金化する取引です。英語のfactoringが語源で、日本語では売掛債権の譲渡と呼ばれます。貸付ではないため、返済も利息もありません。
ファクタリングはやばいと言われるのはなぜですか
買取を装って高金利で貸し付ける業者が混ざっているためです。売買であれば売掛先が支払わなかったときに利用者が負担することはありません。契約書に買戻しの条項があるか、振込額が売掛金に比べて極端に低くないかを見れば判別できます。
まとめ
- 基本は請求書・通帳・本人確認書類の3点。初めての売掛先などでは取引の実在が分かる資料も求められる
- 決算書を出さずに申し込める会社がある。日本資金支援センター、ペイトナー、ラボル、QuQuMoなど
- 審査が速いのは書類が少ないからではなく、確認項目が少ない案件だから
- 請求書の取引先名と通帳の入金名義をそろえておくと差し戻されにくい
あわせて読みたい
この記事で確認した一次情報の出典
本文の数字は、次の情報源で確認したものです。
- 金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」
- 日本資金支援センター 公式サイト
- ペイトナー 公式サイト
- ラボル 公式サイト
- QuQuMo 公式サイト
- みんなのファクタリング 公式サイト
- FREENANCE 公式サイト
この記事は日本資金支援センター編集部が、各社の公表値と公的機関の資料をもとに作成しています。掲載している条件は改定されることがあるため、申し込む前に各社の最新の内容をご確認ください。

